2020-01-01から1年間の記事一覧
放送前、横溝クラスタを湧き立たせた『蝶々殺人事件』をはじめとする由利麟太郎シリーズのドラマ化の報からざっと3か月半ほど経ち、こうしてドラマは幕を閉じたけど、続編やってほしいな~。 『真珠郎』やってもええんやで。#探偵由利麟太郎 — タリホー@ホ…
更新をサボっていた分の続き。 「コーンワルの毒殺事件」(「コーンウォールの毒殺事件」) 原作は『教会で死んだ男』所収の「コーンウォールの毒殺事件」。夫に毒殺されかかっているかもしれないという夫人の依頼を受け、ポワロとヘイスティングスはコーン…
もう三週間以上前に終わった回だが、一応感想は書くよ。 「消えた廃坑」 原作は『ポアロ登場』所収の「消えた廃坑」。銀鉱山をめぐる中国人殺しを扱った話で、原作ではポワロが過去に手掛けた事件として語られているが、ドラマは現在進行形の話として描かれ…
先週まで怪奇色がドギツかったが、ちゃんと「蝶々」は本格寄りになっていて次週最終回なのが惜しまれる。#探偵由利麟太郎— タリホー@ホンミス島 (@sshorii10281) 2020年7月7日 昨日は盛り上がりましたね。ここからって所で最終回が来るからホント殺生な話で…
更新が遅くなりましたが、最終回感想です。 (以下、アニメのネタバレあり) 「蒼空」 最終回は初回から触れられていた告発者Xの正体が明かされる回。一応この連続アニメにおける縦軸枠にして黒幕なのだが、どうも付け焼刃感が拭えないのは原作にこのような…
ドラマ公式がゆりりん言っちゃった。#探偵由利麟太郎— タリホー@ホンミス島 (@sshorii10281) 2020年6月30日 等々力がトドは意外だった。#探偵由利麟太郎— タリホー@ホンミス島 (@sshorii10281) 2020年6月30日 いや「トド」で来るとは思わなかった。 (以下…
更新がすっかり遅くなってしまった。ここ最近のマイ「あつ森」ブームのためだが、それ抜きにしてもちょっとここの所の脚本と構成の難に辟易としていたので着手に時間がかかった。 今回は久しぶりの原作回なので、ちゃんと解説しないと。 (以下、アニメと原…
どうも、タリホーです。 由利麟太郎も今回でようやくテイストの的を捉えられた気がするが、今回もまた様々な改変が為されているのでチェックしていこう。 (以下、原作・ドラマのネタバレあり) 「憑かれた女」 原作は1948年初出。不良少女の西条エマ子が悪…
Twitter の方ではもう既につぶやいているが、この度タリホー、 やっと「あつまれ どうぶつの森」をプレイすることが出来ました!! ずっと、やりたいやりたいと思っていて、でもスイッチが品切れ状態で気長に待とうと思っていたが、スイッチライトの方は普通…
小学校の通学用の帽子で庇の部分に目を覆うようなアミアミが付いてたけど、あれって今でも付いてるのだろうか。 「ベールをかけた女」(「ヴェールをかけた女」) 原作は『ポアロ登場』所収の「ヴェールをかけた女」。仕事の依頼が途絶えすっかり意気消沈し…
今回は啄木・京助友情回なので感想短めです。あしからず。 (以下、アニメのネタバレあり) 「幾山河」 前回の環の死によって啄木の社会主義への傾倒はますます深まり、「歌よりも小説」をとペンを手にする。ただ、小説を書き漱石宅へ赴くも評価はされなかっ…
遂にこの日が来た! 戦前の作品を令和の時代に連ドラとしてリメイクする大挑戦、こちらの予想をはるかに超える形で映像化されていて、ビックリしたよ。 由利麟太郎シリーズとは まずざっくり由利麟太郎シリーズについて紹介。原作は1933年から1961年にかけて…
「仁義なき戦い」のテーマ、今じゃすっかりギャグ用BGM。 www.youtube.com 「はかられた男」(特別編) 原作は『ミステリークロック』所収の「ゆるやかな自殺」。ドラマはやくざ上がりの貿易会社という設定だったが、原作は暴力団の設定で、青砥も登場しない…
今回はドラマシリーズ初の長編作。 「エンドハウスの怪事件」(『邪悪の家』) 原作の邦題は早川書房版では『邪悪の家』、創元推理文庫版はドラマと同じ『エンド・ハウスの怪事件』として発売されている。早川版の邦題は作中でポワロがエンドハウスのことを…
以前から気になっていた本があった。 それは、有栖川有栖の『孤島パズル』においてこんな一文を見つけたからである。 「おとなしい水着やなぁ、もっとハイレグかと思ってたのに」 マリアの体操が一瞬止まる。 「やっぱりそれ言ったわね。言う方に賭けてたん…
案の定、乱歩の「〇〇」でしたね。 tariho10281.hatenablog.com 正直そこまで乱歩ネタにこだわらんでも…と思うのだが、それはまた後ほど。 (以下、アニメのネタバレあり) 「仕遂げしこと」 まずは前回のおさらい。興行主・園部三郎が犯した人身売買を告発…
特別編の放送予定が決定した模様。連ドラの3~7話は放送せずに8~11話までが放送される。今回はその8話ですよ。 「犬のみぞ知る」(特別編) 原作は『狐火の家』所収の「犬のみぞ知る」。ドラマは被害者が漫画家で容疑者はそのアシスタントだが、原作は長編…
夢はあまり見ないタリホーです。 「夢」 原作は『クリスマス・プディングの冒険』所収の「夢」。百万長者のベネディクト・ファーリー氏がポワロに持ちかけた相談。それは毎夜見る夢のことで、彼は夢の中で決まった時刻にピストルで自殺をするというのだ。そ…
今回は特別大きな進展がないので感想は簡素になるかも。 (以下、アニメのネタバレあり) 「若きおとこ」 公式HPを見ると、アニメは全12話で完結する模様。まだ原作の「鳥人」と「逢魔が刻」が映像化されていないが、今回と次回はアニメオリジナル回のため、…
前回の続き。 tariho10281.hatenablog.com 「鏡の国の殺人」(特別編) 今回は前回と同じ「鍵のかかった部屋SP」の再編集版で、後半部の平松館長殺しは原作『ミステリークロック』所収の「鏡の国の殺人」に相当する。前回が定番の施錠型密室だとすると、今回…
よっぽど仲良しでない限り、家族とカードゲームなんてしないよね。っていうか、今はテレビとかスマホがあるから余計カードゲームなんかしないか。 「クラブのキング」 原作は『教会で死んだ男』所収の「クラブのキング」。ある夜、カードゲームをしていた一…
再放送をリアタイ視聴した方なら承知していると思うが、来週からデジモンに戻るとのこと。 来週からはデジモンに戻るようですね。日常が戻る兆しで何よりだと思います。#ゲゲゲの鬼太郎— タリホー@ホンミス島 (@sshorii10281) 2020年5月31日 枕返し回で終わ…
先月読了した1巻からの続き感想。行ってみよ~。 tariho10281.hatenablog.com ざっくり感想(2巻) ・ロバート・バー「放心家組合」 ユウゼーヌ・ヴァルモンを主人公とする『ウジェーヌ・ヴァルモンの勝利』に収録されたうちの一作らしいが、本作以外の作品…
私の中で怪盗ものと言えばアルセーヌ・ルパンよりもニック・ヴェルヴェットとかS79号の方なんだよね。う~む、マニアック。 (以下、アニメのネタバレあり) 「紳士盗賊」 今回はアニメオリジナル回。新聞記者になりすまし会社から大金を盗んだ紳士盗賊と行…
順当に連ドラの3話が放送されると思っていたら、まさかスペシャル回を放送するとはね。ちょっと予想外だった。 「移動する穴」(特別編) 今回は2014年に放送された「鍵のかかった部屋SP」の再編集版。2時間のスペシャルドラマを前後編に分け、今回は前編に…
登場人物の一人が滅茶苦茶アルミホイルみたいなドレスを着ていた件。 「なぞの盗難事件」(「謎の盗難事件」) 原作は『死人の鏡』所収の「謎の盗難事件」。軍事的に重要な爆撃機の設計図が盗まれ、深夜の変事にも関わらずポワロは呼び出されることになる。…
RT:妖怪獣やらないのか…。— タリホー@ホンミス島 (@sshorii10281) 2020年5月22日 やってほしかったな~。 河童 ja.wikipedia.org 日本を代表する妖怪の一体である河童、「河童の三平」シリーズでメインになった一方、ゲゲゲの鬼太郎の原作では意外なことに…
アニメもちょうど中盤に差し掛かり、来週からは後半戦。本来ならば大いに盛り上がるはずだったが、今回は非常に困惑している。 その理由はブログの記事タイトルに既に示しているが、今回の大幅改変の是非を判断するには原作の事件と比較し、詳細に検証しなけ…
今回は私一押しの回。 「鍵のかかった部屋」(特別編) 2話は『鍵のかかった部屋』所収の表題作。前回は死体が扉の鍵の役目を果たすという、やや変則的な密室だったのに対して、今回はテープによる目張りと補助錠による二重の密室となっている。 目張り密室…
海外旅行に憧れはないが船旅には憧れがあるタリホーです。 「海上の悲劇」(「船上の怪事件」) 原作は『黄色いアイリス』所収の「船上の怪事件」。アレキサンドリアに向かう船上で起こった殺人事件の謎をポワロが解く物語。 ja.wikipedia.org ドラマではヘ…