タリホーです。

趣味を中心とした話題に触れていく所存(本格ミステリ・鬼太郎 etc.)

タリホーの「ホンミス島」生活 6/16~6/21(あつまれ どうぶつの森)

Twitter の方ではもう既につぶやいているが、この度タリホー、

やっと「あつまれ どうぶつの森」をプレイすることが出来ました!!

 

ずっと、やりたいやりたいと思っていて、でもスイッチが品切れ状態で気長に待とうと思っていたが、スイッチライトの方は普通に販売されていたので、それでプレイすることにした。画面こそ小さいが解像度が昔と全然違って凄くキレイだね。

私の中でどうぶつの森はDSのおいでよ どうぶつの森」(2005年)で止まっていたから、懐かしくも新しい感じがして、いや~楽しい。

 

久しぶりのどうぶつの森シリーズプレイなので、初日の16日から21日までの出来事や感想をざっくり紹介しよう。

 

「ホンミス島」始動

無人島に降り立ったのは6月16日。飛行機にはネズミのピンとおさるのシェリが同席していた。二人ともカワイイというよりはブサカワ系だな~と思いながら、無人島初日の夜を迎える。キャンプファイヤーの時に島に生えていたサクランボのジュースを飲んだが、今思えばこれまでサクランボのジュースなど飲んだことが無かった気がする。

 

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(写真は後日パニエルの島で撮影したもの。右からタリホー、シェリー、ピン)

 

私の「ホンミス」という案が通り、無人島はこの日からホンミス島(とう)となった。ホンミスとは「本格ミステリ」の略称で、いずれは島に本格ミステリの波を到来させたいと思ってつけたものである。

翌日、ピンからテント設営のお礼としてチューリップハットをもらった。チューリップハットといえば、金田一耕助のあの帽子だ(正確には「お釜帽」だが)。横溝正史好きの私はこのプレゼントがいたく気に入り、後日帽子の礼としてプロテインセットみたいなものを送った。ピンはバカが付くほどのトレーニング野郎なのだ。

 

島に来た日を思い出すよすがに何か作ろうと思ったが、初日では大したことが出来ない。そこで私はマイデザインで「花髑髏」を作った。ちょうどその日は「探偵・由利麟太郎」の1話が放送された日だったからである。

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(初日にデザインするにはあまりにも縁起が悪いシロモノだが、割と気に入っている)

 

1日で家が充実する

翌日(17日)からはたぬきちに教えてもらったDIY などを駆使して道具や家具を作成したり、釣りや虫捕りに興じた。リアルのタリホーは虫大嫌い人間なのだが、この世界では無問題に捕りまくれるのが何とも不思議である。

以前どうぶつがいる村で暮らした経験があるが、その頃と比べると1日で出来ることが格段に増えたし、家具も思っていた以上に入手できる。雑草と空き缶でオシャレな多肉植物が出来るのには驚いたものだ。

 

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(大半はもらい物ではあるが、それでも1日でこのクオリティはなかなかのもの。魚とローテーブルと多肉植物はタリホーが作って捕った)

 

たぬきちの知り合いのフータが来島したので虫や魚を渡したら早くも博物館の設立が決定し、翌日工事になるとのこと。確かにこの島、前に住んでいた村よりも虫・魚の種類が豊富そうだし、立体的でリアルだ(「どう森+」の頃なんか身体ペラペラだったもんな)。

 

博物館の工事が始まった18日はDIY と魚釣りに没頭。工事中で寄贈出来ないため家の収納に魚を入れまくったせいか、今でも収納ボックスはほのかに魚臭い。ドラドみたいな大型の高級魚も沢山釣れたため、ローンもあっという間に完済し、増築をたぬきちに依頼した。

 

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(ローン完済に一安心するタリホー。隣のパンダはゆうたろうからもらったもの)

 

DIY をやりまくっていたのは、単に家のレイアウトのためだけではない。実はたぬきちから移住者用の家を建てるため、家具を用意してほしいと言われていたのだ。人使いの荒いタヌキだが、先日離島ツアーで龍のタツを勧誘したこともあって無碍には断れず、3軒分の家具を用意した。

 

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(家具を用意した礼としてもらったのは柵。正直見返りに合わないが、タリホーはお人よしなので喜んでいる模様)

 

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(同日18日に作成したマイデザイン「ヨコ溝注意」。ドラマ「TRICK」の死を呼ぶ駄洒落歌の回で出たネタといえばわかる方もいるだろう)

 

木から落ちて来たパートナー

19日は色んなことがあった。

タツオの引っ越し、博物館の完成、そしてたぬきちに家具・道具類のリメイク術を教えてもらった。リメイクキットを使って自宅にあったベッドをリメイクしたが、ちょっと悪夢を見そうで不安。

 

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(リメイクで掛布団を「花髑髏」に。今のところ寝覚めは良いが…)

 

また、この日は大きな出会いが二つあった。一つはマイル旅行券で出かけた無人島で見つけたパートナー。木を揺すったら頭上から落ちて来た彼女を見た私は「屋外生活はつらかろう」と思い、自宅に招待した。DIY で作った譜面台と木魚でセッションしたらウマが合ったので、一緒に住まないかと言った。彼女は無言で応じてくれた。

 

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(気難しくややこしい人間とその社会よりも、やはりタリホーはどうぶつや死者と触れ合うのが好きなようだ)

 

もう一つの出会いは川での夜釣り。大きなカタマリみたいなものが釣りあがったので驚いたがよく見るとカミツキガメだった。このまま売っても良かったが、飼ってみようという気になった。この島に盗人がいないとはいえ、最低限のセキュリティはしておくべきだろうし、「番犬」ならぬ「番亀」になるかどうかはさておき、侵入者に脅威を与えてくれるだろう。こうして、今私の家にはパンダとガイコツのパートナーとカミツキガメのペットがいる。

 

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(多様性が求められる昨今、パンダと卓を囲み、ガイコツをパートナーとし、カミツキガメをペットとするタリホーは、自分なりの多様性を表現しようとしている)

 

勿論、私は本格ミステリ普及の活動も忘れていなかった。試作品としてクレイトン・ロースンの『首のない女』に出て来た「首のない女」をその日作ってみた。試作品なので完璧とは言い難いが、完成形をまた改めてお披露目出来たら良いと思う。

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(マイデザインPROを駆使して作成した「首のない女」。小説で読んだ通りにするには更にもうひと手間が必要となる)

 

タツオへの疑念

20日は新たな島民のセントアローが引っ越してきた。タツオは荷ほどきがすっかり済んだと見えて雨の中を散歩していたが、彼がさしていた傘を見て私はギョッとした。

 

パンダだ。そう、傘にはパンダが張られていたのだ。一瞬私は自宅のパンダが…!?と思って家に戻ったが家のパンダは何事もなく卓にいたので安心した。

何故パンダの皮なんかを…と思ってタツオと何回か話はしたが、巧みに話を逸らされて聞けずじまいになってしまった。

ここからは私の単なる推測だが、昔中国にはカンフーパンダなる特殊な技能を持ったパンダがいたそうだ。タツオも龍だから中国出身であることは間違いないだろうが、もしかすると、タツオの先祖は過去にカンフーパンダと戦い、戦利品として斃した相手の皮を奪い取ったのではないだろうか?そしてパンダ殺しの血は連綿と受け継がれタツオにもその血が流れているのではなかろうか?

 

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(パンダの皮が張られた傘は、ご丁寧にも耳まで付いている)

 

言っておくが、タツオはやさしい子だ。引っ越し祝いによその島で採った梨をあげたら喜んでくれたし、お礼の手紙もくれたのだから性格も至って健全だと思う。しかし、私はその傘を見た途端、何とも空恐ろしい気持ちになった。よく考えろ、人間の世界だってあったではないか、学生時代大人しかった子が、ある時逆上して刃物で相手を切り殺したということが。人間だってそうなのだから、いわんや獣のタツオがそうでないとは言い切れないではないか…。

しばらくは様子を観察して、私もよき友人という態度で接していくことにする。

 

3名の島民、揃う

21日はクマのジャスミンが引っ越してきた。これで用意した3軒は全て塞がったことになる。たぬきちによると明日は案内所の工事をするといい、フータも美術品を展示するコーナー増設のため工事をするという。明日はさぞかし不便で少々退屈になるだろう。

 

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(新たな島民3名。イスに座っているどうぶつで右からセントアロー、タツオ、ジャスミン

 

午前中、ウリというイノシシの少女が島を訪れた。手紙で事前に来島の報せを受け取っていたがこんなに小さい子だとは思わなかった。とりあえず預金の4割ほどの910カブを購入した。

 

タツオの様子見は相変わらず続けているが、彼の自宅を訪れた際に好きな番組の話が出たので、私は「探偵・由利麟太郎」をおススメした。

 

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(23日には「憑かれた女」が放送されるが、タツオの猟奇の血に影響を及ぼさないことを願おう)

 

ジューン・ブライド

たぬきちの島内放送で知ったが、6月はジューン・ブライド期間。結婚はおろか、彼女すらいない私には無縁の話だと思っていた矢先、19日にパニエルから来島の意を告げられる。

言ってなかったが、パニエルと初めて会ったのは18日の午後。その際、是非島においでよと誘われたが行かず19日を迎えた。付き合いが皆無にも関わらず何故わざわざ私を呼ぶのだ…と思ったが呼ばれて行かないのも何か悪いような気がしたのでパニエルの島を訪れた。

 

島に着くと、パニエルともう二人、カピパラの男女がいた。話を聞くと二人はカイゾーリサというご夫妻で、リサイクルショップを経営しているそうだ。パニエルが私を呼んだのは、この夫妻の結婚記念の写真撮影のため、セットの準備と撮影をしてほしいからだと言う。

正直何が嬉しくて独身男性の私がよそ様の結婚記念の写真を撮影せねばならぬのかと内心気分が悪かったのだが、カイゾーは家具作りのプロらしく、協力しといたら色々こちらも益があるかもしれぬと思ったので渋々ながらも協力することにした。

 

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(挙式の司祭役は北半球ノーム系暴力団小人組の組長にご協力いただきました)

 

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(祝いの席にも死の暗い影は付きまとう。幸いにと言うべきか、あるいは「おめでたい」と言うべきか、二人はまだ気づいていない)

 

写真撮影後、お礼としてリサから「あいのけっしょう」なるハート型の石のかけらを受け取った。これでカイゾーが作ったウェディング家具と交換してくれるらしいが、それにしてもこの「あいのけっしょう」キレイだな…。濁りのないピンクで透明さもある。

…アレ?これもしかしてピンクダイヤモンドじゃないか?確かピンクダイヤモンドって普通のダイヤモンドよりも希少で価値が高いと聞くぞ!それをこんなに所有していながら家具交換の道具としか思っていないってことは、このどうぶつの世界でピンクダイヤモンドはただの石ころということになるのか?

これは朗報である。うまくこれを持ち帰れば人間世界で私は億万長者になれるだろう。「よそ様の結婚写真が~」とか言っていたが、これは良い繋がりを得たぞ。写真撮影は月末いっぱいまであるようだから、期待に沿う撮影をして取れるだけ取ってやるか…。