タリホーです。

趣味を中心とした話題に触れていく所存(本格ミステリ・鬼太郎 etc.)

あつまれどうぶつの森、タリホーの島構想

あつまれ どうぶつの森 -Switch

コロナウイルスの影響でスッゴイ人気になり需要が高まった「あつまれどうぶつの森」。

発売の報を聞いた時は特別欲しいと思わなかったし、過去の「どうぶつの森」経験(どうぶつの森+どうぶつの森e+おいでよどうぶつの森)からすぐにマンネリ化が訪れてプレイする意義が見いだせなくなる代物だと学習していたので、興味がわかなかったんだよ。

 

それがだ、YouTube で続々プレイ動画が出て、それを見ているとどうやら今回はマンネリ化しなさそうな要素が沢山ある上に、博物館のクオリティ※ が桁外れに凄いことになっているし、しかもだよ、島クリエイターなる地形そのものをいじれるギミックがあるのだからね。

いや、ゴメン、この約20年ほどでここまで進化するとは思ってなかったし、こんなにやれることが増えていると思わなかったからさ~、出遅れも出遅れ。switch 買い損ねちゃったよ~(涙)。Amazon で出品されているの5万円以上(!!)もするし、いくらやりたいって言ってもそんな大枚はたけるほどリッチじゃねーしな。

 

で、買えない今私に出来るのは島構想。ちょうどパソコンで「Happy Island Designer」というソフトを用いて色々地形をいじって構想を練っているところ。

で、その島構想をマニュフェストというか、「ゲームを購入した暁にはこんな島にしますよ~」という宣言を当ブログにしておこうと思う。一応備忘録として、いざプレイした時に「アレ?何作ろうとしてたんだっけ?」ってならないようにするためにも、ここに記しておく。

 

※どれくらい凄いかというと、こういうことです。

note.com

 

タリホーの島構想 ~本格ミステリ好きのための島~

YouTube で実況者がリスナーの島訪問をしている動画を見ていると、オシャレな住宅街とかレトロな田舎、和風一色といったものが大半を占めているが、私もそれに倣いつつ、単にオシャレな島にせずミステリ小説のアレコレを再現した、本格ミステリ好きがワクワクするような島(そうでない人もワクワクさせたいけど…)を作っていきたい。

 

・十角館広場(『十角館の殺人』)

十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

十角館そのものを再現するのは難しいが、十角館の間取りを模した広場を作るのはまだ出来ると思うので、案内所前に十角館広場を展開し、それぞれの角には街灯を配し、中央には(ベタだけど)噴水とベンチで飾ろうと思う。

 

・釜浜町三丁目の再現(「顔無の如き攫うもの」)

生霊の如き重るもの (講談社文庫)

案内所の傍には(マニアックになるけど)三津田信三『生霊の如き重るもの』所収「顔無の如き攫うもの」の釜浜町三丁目をタヌキ商店やエイブルシスターズを含めた住宅街として再現しようと思う。住民の家が長屋の代わりになってくれるし、行き止まりや運河も柵や島クリエイターで作れるからね。で、雰囲気を出すために作中で登場する旅芸人たちの小道具を随所に配置すれば、うん、いい感じになりそう。

 

・刀城言耶エリア(刀城言耶シリーズ)

凶鳥の如き忌むもの (講談社文庫)

和風エリアはやはり欲しいので、島の一角を刀城言耶エリアとする。島の北側エリアには『凶鳥の如き忌むもの』の拝殿を設置。大鳥様の間となる祭壇部分に博物館を移設し、トリ繋がりで博物館の飛翔的発展を祈るのだ。

 

首無の如き祟るもの (講談社文庫)

また、『首無の如き祟るもの』の媛神堂も再現しようと思っている。栄螺塔は完全再現は無理なので簡略化し、婚舎にあたる場所は住宅を置く(縁起でもないが…ww)。

この他にも、「屍蝋の如き滴るもの」の弥勒島(『生霊の如き重るもの』所収)の再現を予定している。勿論、案山子や石碑といった小道具も抜かりなく配置していくつもりだ。

 

テニエル博士のバラ温室(『ブルーローズは眠らない』)

ブルーローズは眠らない (創元推理文庫)

折角バラがあるのだから、『ブルーローズは眠らない』で登場した、あの魅力ある温室を再現しようではないか。温室のガラス壁はパネルにマイデザインを貼ってそれらしく見立てられそう。ただ青バラの交配が難事になりそうだが…。

 

・馬割邸の五角形迷路(『乱れからくり』)

乱れからくり (創元推理文庫)

これは私の島のメイン観光地になると確信しているが、Twitter でも言っている通り、『乱れからくり』のあの迷路を再現しようと努めている。実はもう既に設計図は出来ており、当初はコンパクトになるかと思っていたが、いざ人が通れるように設計していくと想像以上の大きさになった(島の4割近くを占める)。ゴール地点の中央が予定より広くなったのでキャンプサイトを設置し、よそから来た人に魅力がアピール出来れば良いかと思う。

 

・有名作品の殺人現場を模した自宅

自宅は国内・海外を問わずミステリの殺人現場に泊まれるホテル風の様式にしようと考えている。

サム・ホーソーンの事件簿〈1〉 (創元推理文庫)

入ってすぐの部屋はロビー兼バーバーショップエドワード・D・ホックのサム・ホーソーン医師シリーズの一作「投票ブースの謎」を模した形にしたい。

 

ビッグ・ボウの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 サ 4-1)

右手の部屋には『ビッグ・ボウの殺人』の殺人現場を模した部屋を。やはり世界初の密室トリックを用いた作品を再現するのはやぶさかでない。

 

本陣殺人事件 (角川文庫)

左手の部屋は横溝正史「本陣殺人事件」の部屋にしよう。勿論、庭は屋外に再現し、屋内は縁側部分までの再現とする。

 

黄色い部屋の謎 (創元推理文庫)

奥の部屋はガストン・ルルー『黄色い部屋の謎』。荒らされた所まで再現は出来ないが、血の手形やピストル、羊の骨などはマイデザインの貼り付けで再現していこうと思う。

 

招かれざる客たちのビュッフェ (創元推理文庫)死人の鏡 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)法月綸太郎の冒険 (講談社文庫)

二階と地下はスペースが広めなので、パネルで間取りを分けてクリスチアナ・ブランドのジェミニー・クリケット事件」(『招かれざる客たちのビュッフェ』所収)やアガサ・クリスティ「厩舎街の殺人」(『死人の鏡』所収)、法月綸太郎「緑の扉は危険」(『法月綸太郎の冒険』所収)などを再現する予定。

 

貴族探偵 (集英社文庫)アクロイド殺し (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

もう一軒別ユーザーの自宅が用意出来た場合はドラマ「貴族探偵」5・6話の桜川家の離れの一室アクロイド殺しの殺害現場、二階と地下ならばオリエント急行の殺人』の一等車両を簡素化したものが出来るかもしれない。

 

 

 

・その他

ブラウン神父の不信【新版】 (創元推理文庫)

確定要素ではないが、浜辺近くの土地で空いている所があればブラウン神父シリーズの「犬のお告げ」に出て来る東屋を再現しても良いかなと思っている。

 

金田一少年の事件簿 File(15) (週刊少年マガジンコミックス)金田一少年の事件簿 20周年記念シリーズ(5)<完> (講談社コミックス)

 あと写真映えとして屋内の現場だけど屋外の方が良いかなと思っているのがあって、それが金田一少年「魔術列車殺人事件」の山神団長の殺害現場と「薔薇十字館殺人事件」の密室。薔薇の密集具合を考えると、屋内より屋外の方が見栄えが良さそうだし…。

 

あとは看板で雰囲気作り。横溝正史シリーズⅡの「黒猫亭事件」やドラマ「貴族探偵」3話のバラばんばら、ドラマ「アリバイ崩し承ります」1話の野沢菜コロケといったネタもマイデザインで活かしていくつもりだ。

 

銀座幽霊 (創元推理文庫)天外消失 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1819)

灯台や電話ボックスも配置しよう。前者は大阪圭吉の灯台鬼」「人間灯台(どちらも『銀座幽霊』所収)を偲ぶ建物になるし、後者はクレイトン・ロースンの「天外消失」を想起させる。

 

以上が私の島構想となる。正直ここまで構想をバラしてしまうと真似されるかもしれないが、逆に「真似出来るなら、見てやるからやってみぃ、と言いたいね。

 

最後に、ここ最近見た中で独自の世界観を放ち、マイデザインの使い方と発想がマッチしているこちらの島訪問動画をご紹介して終わる。

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