タリホーです。

趣味を中心とした話題に触れていく所存(本格ミステリ・鬼太郎 etc.)

贖罪からの解放…「ゼロ 一獲千金ゲーム」9・10話視聴

今までのゲームが負ければ死レベルのゲームだったのに、ここに来てセミファイナルとファイナルのゲームが命を賭けたゲームじゃないというのは物語的にどうかとは思ったが、

最終回で推しの間宮さんがゼロの忠犬かよってレベルで側にいたことが嬉しくて嬉しくて全然気にならなかったぞ。

 

失われたリング(9話)

説明の時点ではリングは部屋内に、ゲームが始まったらリングが部屋の外に出てしまう仕掛け。こういう意地悪問題、個人的にキライじゃないよ。ミステリで応用出来そうだし。

 

ブレークダウン(9話)

これまでに獲得したリング4つを使うゲーム。メンタリストのDaigoさんが得意そうな心理戦。真実を語ることで大人を試した美青年標はゼロに全てを託す。

常にクールな標だったが、最終回の場面を見た感じだと家庭環境は案外普通なんだよな。母親はノーマルっぽいから彼の頭脳は父親譲りなのだろうか。そして彼がドリームキングダムへたどり着いた経緯が気になる。あの母をどう説得したのだろう。友人との外泊とでも言っていたのだろうか。

 

変則ポーカー「デイ&ナイト」(10話)

 峰子の独断による最終決戦。ここに来てセイギが不正の監視役として立ち会う。(いやいや、あんたどんだけゼロが好きやねん)トランプゲームに詳しくない自分としては間宮さんの声でゲームの解説・実況が聞けたのはやはり嬉しい限りだ。

そして峰子の弟ミツルの登場により、「ゼロが目の前にいる全ての人を助ける行動をとるようになった理由」と「峰子がやたらゼロを偽善者として目の敵にしていた理由」が明らかに。世間は狭いものだね。

ミツルが人質としてとられていることを察したゼロの機転により、峰子はゲームに勝ちミツルの命は助かることに。

 

それぞれの一年後

チカラ・ヒロシ・スナオ → 引越し屋。

ユウキ → 借金返済をしつつ在全グループに就職。

標 → 普通の学生。

さくら → 弁当屋

セイギ → 就活中。

ゼロ → 大学の宇宙科学研究室に戻る。(1000億円獲得)

 

それぞれが新たな人生を歩むことになったが、やはりゼロが本来行っていた宇宙科学の研究に戻れているという部分、これはミツルに対する贖罪の念から解放されたことを示す場面でありちょっと感慨深いものがある。Huluのスピンオフを見ている方ならより感慨深いのではないだろうか。

ところでさ、

セイギのスーツ姿がキマり過ぎて就活生に全然見えないのだが(笑)。

いやいや、あんな就活生おるか!あんなの合同企業説明会とかにいたらビックリするよ!もう、企業側の話に集中出来ないよ。

あ、ドラマとは関係ないが、間宮さんのスーツ姿を見るたびにミステリ界の貴公子的存在である「あのキャラ」を演じて欲しいな~と常々思うがそれはまた別の機会にこのブログで。

 

さいごに(ドラマの総評)

原作モノのドラマ化で尚且つNEWSメンバー総出演(色々スキャンダルがありましたね)。舵取りを間違えれば総スカンをくらいかねない案件だった今回のドラマ。結果から言うと終盤は盛り上がりに欠ける展開になったものの、全体的に楽しめた。これは脇を固める俳優陣の貢献と原作そのものがサバイバルゲームとして秀逸だったからではないだろうか。

あと(個人的な贔屓目もあるかもしれないが)セイギ&ユウキコンビの活躍がドラマを盛り上げてくれた。ベタかもしれないがイケメンのツンデレは良い。

そして間宮さんが番宣大使さながらにバラエティ番組に出演してくれたのもファンとしては嬉しい限り。予想外に充足感いっぱいの三ヶ月となった。(´∀`*)